FC2ブログ
横浜CWL通信

アマチュア無線局 『7L4CWLのページ』 の管理人Nobの日記です。 趣味の映画鑑賞、旅行・ドライブ、お城巡りなど無線以外の話題も適当に書きます。

ホーム 全記事一覧 << 前の記事 次の記事 >>

プロフィール 

CWL

Author:CWL
呼出符号: 7L4CWL
常置場所: 横浜市旭区

7L4CWLのページ 

にほんブログ村 

↓人気ブログランキング

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
にほんブログ村 地域生活ブログ 神奈川情報へ

にほんブログ村 トラコミュ 無線、アマチュア無線へ
無線、アマチュア無線

↑トラックバック コミュニティ
無線に関することなら何でもOK!
TBしてください

最近の記事 

カテゴリー 

最近のコメント 

最近のトラックバック 

月別アーカイブ 

RSSフィード 

ブログ内検索 

QRコード 

QRコード

フリーエリア 







楽天ブックスで探す
楽天ブックス

映画 『故郷』

広島県の倉橋島が舞台となる映画です。
私の好きな映画のひとつです。20年ほど前にCATVで観たことがあります。
DVDが発売されているのでレンタルで再び鑑賞してみました。

瀬戸内海の美しい島で、ささやかな暮しをつづけてきた一家が、時代の波に追われ、父祖の地を後にし、新天地を求めて移往するまでの揺れ動く心を追う。

furusato01.jpg 『故郷』  1972年
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、宮崎晃
出演:井川比佐志(石崎精一)、倍賞千恵子(石崎民子)、
   笠智衆(石崎仙造)、前田吟(石崎健次)、
   伊藤千秋(石崎千秋)、伊藤まゆみ(石崎まゆみ)
   渥美清(松下さん)
配給:松竹
オススメ度:
 ★★★★★

瀬戸内の倉橋島に住む精一は妻民子と共に石船(大和丸)で細々と生計を立てていた。家族には父仙造と幼い二人の娘が居り、裕福ではないがささやかな幸せであった。
しかし、時代は大型の鋼鉄船が主流で、木造の小船では運賃収入は上がらず、物価高も相まって経費だけは上昇していく・・。親族や知人からは町へ出て工場で働くことを勧められるが、海の仕事に誇りを持っている精一は頑固に拒み続けていた。
そんな折、船のエンジンの調子が悪く、外板も傷んできた。既に一般的な石船の寿命(10年)は超えており、今まで騙しながら使ってきたのだが、買い換えるか本格的な修理をしなければならなくなった。
組合に融資の相談に行くが、最高額は70万・・・そこでも船を下りて工場で働くことを遠回しに勧められる。新造船は無理だから、何とか修理しようと大和丸を造った船大工の棟梁に見積もってもらうが100万以下では無理だと言われる・・・木造船の時代は終わり棟梁も自分の代で廃業することになるという。
八方ふさがりになった精一は知人の紹介で尾道の向島にある造船所を見学する。
日給制の下請け作業で手取り2400円・・・。
精一はついに石船を廃業し、向島に移住することを決意する。
最後の航海では幼い娘も乗せ、19年前に大和丸を新造した時の喜びや6年前に健次(弟)の代わりに妻の民子が猛勉強して機関長の免許を取得した時の感激などを想い浮かべながら操船する。



特に大きな事件があるわけでもなく、笑わせる場面もなく、奇想天外な結末でもありません。
この映画は絵空事ではなく、ストーリー展開も風景も現実どおり描いています。
終始苦悩する家族のドキュメンタリーのような重さがあります。
石崎家をひいきにしている(民子に好意を寄せていると思われる)魚の行商人
松下さんの存在(ひかえめな演技)が唯一和ませてくれます。
この時代の世相や瀬戸内の島事情を知っていれば さらに奥深さが味わえる映画です。
山田洋次監督の傑作だと思います。

真面目に働いても大きいものには勝てない・・・
小さいものは時代の波に押し流されるしかないという現実が切ない気持ちになります。
高度経済成長の影で消えていった職種や波に飲まれた家族が数え切れないくらいあったことでしょう。
エンディングは人々に見送られ船で倉橋島を離れるシーンです。
エンディング曲 加藤登紀子さんの「風の舟唄」が哀愁を誘います。


一つ(私の好きな?)あら捜しをすると・・・

倉橋島は本土と橋で繋がってるわけで・・・
映画でも島の人々がマイクロバスで本土の工場に通勤しています。
音戸ノ瀬戸に架かる音戸大橋をバスが渡るシーンもあります。
移住先の向島も本土と橋で繋がっています。
なのに、なんで わざわざ船をチャーターして引越しをするのでしょうか?
船が向島に到着したら、そこからトラックに積み替えて家まで行くことになりますよね。
最初からトラックで行けば直接目的地まで行けるのに・・・。

まあ、トラックじゃあ 映画が台無しだもんね。
エンディングが船だから哀愁を表現できたわけですから・・・




ところで、石船とは海のダンプカーのようなもので、砕石を埋立地等に運んで捨てる仕事です。
昔は瀬戸内海で多く運航されていましたが、一般人の殆どは石船の存在すら知らないと思う。
私の祖母の故郷が石の産地である瀬戸内海の北木島で、その屑石を運ぶ石船をよく見かけました。それと、当時の北木島の楠港には浮桟橋がなく、廃船となった石船を桟橋代わりに浮かべて船着場にしていました。連絡船の到着まで石船の操舵室や下の畳部屋で遊んだ想い出があります。
島の人に話しでは聞いていたのだが、石船の仕組みが気になってました。
海上でどうやって石を降ろすのか理解できませんでした。
ダンプのように荷台を傾ける装置は付いてないわけだし・・・
そんな子供の頃の疑問がこの映画を観て解決しました。
クレーンに重石を付けて船ごと横転寸前まで傾けるわけですね。
その迫力に感激しました。毎回命がけですよね。

瀬戸内の美しい風景、石船を追い越す水中翼船・・・
尾道に到着する列車のアナウンス「連絡船 瀬戸田方面は水中翼船31分・・」
尾道と向島をピストン輸送する渡しフェリー・・・背後に見える尾道城・・・
呉市営のボンネットバス・・・
すべてが懐かしい想い出のシーンで感慨深く鑑賞しました。
あと、軽トラックでの魚の行商も昭和40年代では日常の光景でしたね。

★にほんブログ村 人気ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ ←よろしければ クリックをお願いします

関連記事
2008/01/07 03:06|映画TB:0CM:0

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://7l4cwl.blog88.fc2.com/tb.php/159-6e5744a1

カレンダー 

03 | 2021/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

天気予報 


-天気予報コム- -FC2-

カウンター 


現在の閲覧者数

無料カウンター

リンク 

このブログをリンクに追加する

おすすめ商品 





Copyright(C) 2006 横浜CWL通信 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.