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奥松島(宮城県東松島市)の宮戸室浜も仮設住宅が完成しました。 親族が入居したので、13日に墓参りの後、お見舞いしてきました。 室浜と潜ヶ浦の間で両方向からの津波が達しなかった高台に建設されました。 入居できたのは室浜にあった世帯の半分以下の30世帯弱です。 建設が遅れたので他の世帯は民間アパートを借りたり、 先に完成した内地の響工業団地の仮設住宅に移ってしまいました。 とりあえず、お盆までの入居は間に合いました。

室浜・・・ 大規模半壊で残っていた家屋も解体され、瓦礫もすべて撤去されていました。 今は半壊した家屋が5軒ほど残っているだけです。 約70軒あった家屋の9割が津波で流されたことになります。 ちなみに宮戸での瓦礫の撤去は室浜が一番早かったようで、 大浜と月浜は瓦礫がまだ多く残っています。

瓦礫は野蒜駅へ向かう途中の運動公園などに山積みされています。

地域の再生とか個々の生活再建など復興の目途は全く立っていませんが、 仮設住宅に入居したことで精神的には一段落ついたようです。 それまでは家族でも殆ど会話もなかったそうですが、仮設に入って笑顔も出るようになりました。
瓦礫は撤去されても国の方針が定まらないので元の場所に家屋を建設することはできません。 奥松島という特別名勝の指定区域でもあり、高台移転にしても多くの問題があるようです。
法的・物理的・財政的に実現の見通しが立たない復興計画をただ待つわけにもいきません。 生活保護を受けることも可能なのだが、 先祖代々地域の名産品を全国向けに生産してきた自負があり、 なんとか漁業を復活しようと頑張っています。 牡蠣の養殖は小規模ながら地域共同で再開していますし、 海苔の養殖も僅かに残った修理可能な製造機・乾燥機を使って 共同で再開する計画をしているそうです。
本当に東北の人々の我慢強さ、力強さ、根性には感心します。 都市部では五体満足でも働く気が無く、 生活保護費を使って遊興三昧の者が増えているようで、 彼らには東北の人々の精神を見習ってもらいたいものだ。
私も微力ながら奥松島が漁業と観光で復興する姿を見守っていきたいと思います。
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2011/08/16 22:29|奥松島|TB:0|CM:3|▲
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宮城県東松島市宮戸・・震災100日後の月浜の様子・・・
小さな入江の窪地に家屋が集中していたため、津波で集落全体がほぼ壊滅状態でした。 宮戸島の4つの集落のうち、ここが最も被害が大きいように見えました。 風光明媚で民宿が多い地区でしたが、凄まじい被災状況でした。 航空写真では残っている家屋が少しあるように見えましたが、現地に行ってみると2階部分や屋根のみが地面に落ちている状態でした。高台に立っている家屋のみが無事のようです。 月浜入口にある「民宿・山根」は裏の高台側に合わせて立てており、海岸側の柱が折れなかったため無事のようです。


↓月浜の様子
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2011/06/23 22:12|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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宮城県東松島市宮戸・・震災100日後の大浜の様子・・・ 津波で集落全体がほぼ壊滅していました。 路上の瓦礫は撤去され、水没した道路も仮復旧して車の通行は可能になっていました。 漁業と観光の風光明媚な集落でしたが復興の目途はまったく立っていません。
 ↓大浜地区の様子
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2011/06/22 23:13|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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宮城県東松島市宮戸・・震災100日後の室浜の様子・・・
ここは広場(バス停があった付近)です。 4月は瓦礫で足を踏み入れることさえできませんでしたが、 今は路地の瓦礫は殆ど撤去されて海岸まで行くことができます。

▽続きを読む▽
海岸沿い(室浜海水浴場)の様子・・・ 少し家屋が残っているように見えますが、1階は津波が突き抜けて大破しています。   ここが本家(父の実家)があった所・・・ 基礎だけ残って家屋は壊滅してました。  ここは親族の家があった所・・・ 住居は壊滅。海苔工場は形を留めてますが、1階は津波が突き抜け、海苔製造機械は全滅です。  室浜地区の様子・・・   室浜漁港・・・ 新しい防波堤のおかげか、港そのものは原型を留めていました。 施設は津波が突き抜けて外壁が損傷していました。  室浜の広場・・・ バス停があった付近や駐車場だったところです。 震災直後は流された瓦礫・車・船などでいっぱいでしたが、綺麗に片付いてました。 今後はここが室浜地区の避難拠点になるようです。  集落は壊滅です。今後どのように復興するのか? 隣りの松島町に大きな被害がなかったのは、この宮戸島が松島への津波を防いだわけで、その代わり宮戸(奥松島)をはじめ東松島市は広域で甚大な被害でした。 大浜と月浜の様子は後日UPします。 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2011/06/21 23:04|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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6月19日で高速道路の休日上限1000円が終了しました。 最終日は奥松島(宮城県東松島市)に行ってきました。 今回は八王子から新潟経由でポッキリ1000円にしました。
宮戸島最寄り駅の【野蒜駅】・・・ 米軍のソウルトレイン作戦で瓦礫は撤去されたものの復旧の目途は立っていません。 仙台から塩竃あたりまでは開通したらしいですけど、不通区間は代行バスしかありません。

隣りの【東名駅】・・・ ここも瓦礫と捲りあがった線路が撤去されてましたが、復旧できる気配もありませんでした。

▽続きを読む▽
宮戸島へ入りました。 本土との唯一の橋が崩落したことで震災後しばらくは孤立していました。 それまで住民も島であることを意識したことは無いと思うし、観光客は島ということに気づかずに入っていたと思う。 地元では「宮戸島」とは呼ばずに単に「宮戸」と言うし、住居表示も「宮戸・・」になっています。 地形的には「陸けい島」で本来は砂州で繋がっていたわけだが、そこに運河を築いて、上に橋を渡しています。 幅50mほどの小さい運河なので、車で通れば橋を渡ったことにも気が付かないかもしれません。 今回の震災ではその橋が崩落したことで本当に島になってしまったわけです。 松ヶ島橋と嵯峨渓遊覧船乗り場・・・崩落した松ヶ島橋は石を敷き詰めて仮復旧していました。 当初は緊急車両以外は通行禁止でしたが、今は一般車両(総重量14t以下)も通行できます。 嵯峨ビーチホテル・・・島に入ってすぐにあったホテルは基礎とプールのみを残して壊滅していました。 砂浜は?昨年までは砂が堆積して対岸まで歩いて行けたのだが、砂が無くなって海になってました。 まあここは元々海であるべき所でしたからね。 それより周辺の田畑や住宅地も水没して海になってました。 大浜・・・大浜の猫達に会いたくてドライキャットフード持参で来たのだが・・・ やはり猫の姿はありませんでした。 無事に逃げていればいいのだが・・・猫には津波警報は分からないから・・ ★にほんブログ村 人気ランキング
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2011/06/20 22:34|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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昨日、在日米軍と自衛隊が共同で「ソウルトレイン」 という作戦を開始したというニュースが流れていました。
魂を込めて不通になっている列車を通そうというものらしいです。
参加したのは米軍40名と自衛隊16名で、 JR仙石線の「野蒜駅」の瓦礫撤去からはじめて、 隣りの「陸前小野駅」を合わせて29日まで行われるという。 それでも仙石線の全面復旧の見通しは立っていないようです。 仙台方面の隣り駅である「東名駅」も酷い状況ですよね。
野蒜駅は列車が流されたことで注目され、翌日にはTV各局が上空からの生中継をおこなっていました。 街全体が壊滅状態だったので、1か月以上経っても駅は手が付けられていなかったのですね。
東北新幹線の復旧は全力でやっているようですが、 それより在来線の復旧のほうが現地の人々にとっては重要だと思いますけどね。
それにしても野蒜駅なんて海から離れているのにこんな状況になるとは驚きました。 震災当日に仙石線の列車が消息不明だというニュースは聞いていましたが、 ネットで調べて、それが父の実家の最寄り駅である野蒜駅付近だと知った時は大ショックでした。
津波は野蒜海岸の巨大な防波堤を破壊して広大な松林をなぎ倒して東名運河を越えて野蒜駅を飲み込んだということでしょうから、野蒜海岸の手前にある宮戸島なんて何の防御もなく壊滅したことは容易に想像できました。
復興は本当に長い道のりになりそうです。 駅は街のシンボルでもありますから、 鉄道の開通が気分的にも第一歩になるかな。
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2011/04/22 23:33|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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今回の東日本大震災では国土地理院のサイトで被災地の空中写真が公開されておりましたが、本土中心で島部の状況がなかなか分かりませんでした。
3月19日撮影分が公開され、その中に宮戸島(宮城県東松島市)が写っていました。
細かい部分までは判別できませんが、大体の状況はわかると思います。 写真:国土地理院
★平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による被災地の空中写真
↓各集落の状況を見てみました
▽続きを読む▽
■室浜私の親族が多く住んでいた室浜地区は津波でほぼ壊滅状態です。 奥地の田圃にまで小船が打ちあげられていますので、直後は集落全体が水没したと思われます。 写真:国土地理院■大浜ホテル奥松島のオレンジ色の屋根が見えますが、集落全体が壊滅状態です。 昨年の墓参で宿泊した「あけみ荘」をはじめ殆どの旅館・民宿が甚大な被害を受けているようです。 写真:国土地理院■月浜集落の奥まで津波が押し寄せたようです。 奥のほうや防波堤寄りにわずかに家屋の屋根が見えますが被害甚大のようです。 少し高台にあった民宿「山根」の建物は残っているようですが、沿岸沿いの民宿は壊滅状態です。 写真:国土地理院■里浜里浜地区は松島湾に面していますので津波の被害は少ないようです。 家屋の多くが比較的高台にあり無事のようです。それでも低地では浸水したものと思われます。 上空写真で見る限りは民宿「桜荘」も無事のようです。 写真:国土地理院■宮戸小学校避難場所となっている宮戸小学校。その奥に観音寺があります。 島の中央部にあり高台でもあるので津波は達していないようです。 写真:国土地理院宮戸島は本土と繋がる橋が崩壊して孤立していましたが、 自衛隊が門橋という巨大いかだで重機を搬入したという報道がありましたので、 これから復旧が始まる模様です。崩壊した橋も仮復旧させるようです。 ★東松島市 地震 情報まとめ★東松島市地震情報まとめ@携帯 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2011/03/23 06:11|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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今回の東北地方太平洋沖地震では岩手県から茨城県にかけて津波の被害が甚大だったようです。 大きな集落の被害はTVで連日放映されていますが、 小さな集落の被災状況や安否情報はいまだにわかっていません。
私の親族が多く住んでいる東松島市の被害状況を調べています。 野蒜地区、新東名地区、宮戸島に親族がおります。 野蒜地区は壊滅状態で野蒜駅付近で列車も流されました。 避難所の野蒜小学校も津波に襲われ、体育館で多くの遺体が発見されたそうです。 命がけで逃れた避難先で津波に飲まれる悲惨な状況が現実に起こったのです。
航空写真が公開されており、本土についてはある程度状況がわかりました。 しかし、孤立している宮戸地区については情報がほとんどありません。 航空写真も本土中心で宮戸島の入口までしか写っていません。 アジア航測のサイトには野蒜地区の上空ななめ写真があり、 右上にかろうじて室浜が写っておりますが、被害状況までは判別できません。
松島については松島湾最大の島である宮戸島が防波堤の役割を果たしたようで、泥水が浸水したものの建物の倒壊等の大きな被害はないようです。 それと対照的に石巻湾に面している東松島(奥松島)と宮戸島の被害が大きかったようです。
■被災地の空中写真(国土地理院)
●宮戸島入口付近の写真(国土地理院) 本土と宮戸島を繋ぐ唯一の橋である松ヶ島橋が崩壊しています。 嵯峨渓遊覧船乗り場の船も待合室も無くなっています。 島に渡ってすぐにあった嵯峨ビーチホテルが無くなっており、 基礎とひょうたん型のプールだけが残っています。

●昨年、宮戸に行った時の松ヶ島橋と嵯峨渓遊覧船乗り場

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●震災以前の浜の様子(2009年撮影) 室浜  大浜  月浜  各集落がどうなっているのか? 住民の安否が知りたいです。 津波に襲われたのは確実のようですが、水没しただけなのか、家屋が流されたのか不明です。 特に室浜、大浜、月浜が心配です。 里浜地区は松島湾に面していますので、 水没したとしても家屋流出までには至っていないのではないかと想像しています。 ネットの口コミ情報では宮戸小学校に700~900名が避難しているとのこと。 その情報が本当だとすれば、 昼間は島外に通勤通学している人も多く、住民の多くは無事ではないかと希望がでてきました。 でも孤立状態なので自衛隊等から救援物資が届いているのか心配です。 追伸(3/18)・・・ 東松島市の被災状況をまとめているサイトがあります。 私もこのサイトの避難所名簿などの情報で精神的に随分救われました。 サイト運営者に感謝いたします。★東松島市 地震 情報まとめ★東松島市地震情報まとめ@携帯 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2011/03/16 14:25|奥松島|TB:0|CM:18|▲
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今回泊まった宿は奥松島・宮戸島の大浜にある 【あけみ荘】 です。 ここに泊まるのは初めてです。土曜日ということもあって、昨年泊まった里浜の桜荘の予約が取れなかったので、他に奥松島で評判の良い宿をネットで探してここに決めました。 ここも漁師の宿ということで、料理に定評があるようです。
▽続きを読む▽
宿への道順・・・ 大浜からは徒歩1~2分なのですが、漁師の集落独特の道の狭さです。  室浜のほうから来ると、大浜に突き当たります。 右に行くと月浜です。 あけみ荘はここを左に曲がります。  左に曲がると細い道となります。 直ぐ先にあけみ荘の看板が見えます。 でもこれは別館だそうで、あけみ荘はこの奥にあります。 徒歩の場合は別館のところを入ると あけみ荘が見えてきます。 車の場合はもう1本先のカーブミラーがある路地を入ります。   カーブミラーがある路地を左に入ると、さらに道幅が狭くなります。 普通車サイズであればなんとか入ります。 デトマソ君は小柄ですから余裕でした。 この先の“やはた荘”の手前を左に入ると駐車場があります。  やはた荘のところを左に入ると、そこそこ広い駐車場があります。 あけみ荘の駐車場は奥の二階建ての家がある手前付近です。  宿泊した部屋・・・ 建物も新しく、旅館と名が付くだけあって設備は民宿より格段に良いです。けっこう落ち着く雰囲気です。 風呂もトイレも男女別々なので気軽に利用できます。風呂は大人が5~6人入れるほどの大きさで、24時間利用することができます。 自分的には部屋でインターネットが利用できるのがありがたかったです。回線速度も40M前後あり快適でした。 窓からの風景・・・ 北側の部屋なので山しか見えませんが、それはそれで落ち着きます。 南側だと隣家しか見えないと思います。   夕食・・・ 食事は一階の広間です。 海の幸が中心の豪華な料理でした。 朝食にも刺身が付いてました。 ということで、今回の宿もなかなか気に入りました。 大浜のすぐ近くなので、夏の海水浴にも最適だと思います。 ★あけみ荘 HP★にほんブログ村 人気ランキング
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2010/03/27 23:57|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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親父の故郷である宮城県の奥松島(東松島市)に先祖の墓参りに行ってきました。 これで3年連続の墓参となりました。
昨年は東北道の事故渋滞で1時間ちょっとロスしたんだけど、そうそう事故も無いだろう・・と思い、昨年と同じ午前6時に出発しましたが・・・そう甘くはなかったです。
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第三京浜は順調だったんだけど、環八に入ったとたんに渋滞でした。 杉並あたりで事故のようで、外環道の大泉ICまで行くのは無理と判断し、用賀から首都高に乗りました。  しかし、首都高も12kmの渋滞・・・ 東北道入口の浦和まで60分のロスでした。 山手トンネルの開通は明日だから、従来どおり都心環状線を通らなければなりません。 さらに東北道で事故の情報も入ってきましたし・・・。  なんとか首都高をクリアして東北道路に入ったのだが・・・ 情報どおり5kmほど走ったところで事故渋滞が始まりました。 加須付近の事故で車線規制があり17kmの渋滞・・・ここは90分のロス トイレに行きたいのだが・・・最初の蓮田SAでは入口で1km以上の車列ができており断念し、次の羽生PAまでガマンしました。  栃木を過ぎたあたりから交通量も少なくなりました。 スピードでは負けないデトマソ君は快調に走りました。  目的地が近づいてきたところで・・・ 工事により仙台南ICから村田JCT付近まで5kmの渋滞・・・ なんで土曜日の日中に工事をするんでしょうかね?  予定では高速1000円の恩恵を受ける為に東北道の大和ICで降りて一般道で松島まで行くつもりでした。 でもそれでは日が暮れてしまうので、 割引対象外の仙台南ICから仙台北部&東部道路を経由して三陸道で鳴瀬奥松島ICまで行きました。 三陸道は交通量も少なく快調でした。  午後4時・・・ 目的地の奥松島・宮戸島に到着し無事に墓参りをすることができました。 写真は大浜です。 もう夕刻なので、どこも見物することなく宿に向かいました。 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2010/03/27 23:36|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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宮城県東松島市の宮戸島里浜地区には国史跡にも指定されている日本最大級の貝塚(里浜貝塚)があります。 縄文時代前期(約6800年前)から弥生時代中期にかけての集落跡で、保存状態の良い貝塚が広範囲に残っています。 「奥松島縄文村歴史資料館」に展示物などがありますが、最近 里浜が史跡公園として整備され、実物の貝塚を散策することができます。
里浜・・・ この周辺はいたるところに貝殻が散乱しています。 この海(松島湾)は縄文人が見た頃とほとんど変わっていないそうです。

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 奥松島縄文村歴史資料館・・・ 宮戸島の史跡に関する資料や出土物を展示してあります。 史跡公園および散策コースには駐車場がありませんので、この縄文村に駐車(無料)して出かけることになります。 史跡公園入口に貝層観察館があります。 2500年前の貝層を剥ぎ取って移設展示してあります。 壁から突き出た犬が目立ちますが・・・縄文時代の犬だそうです。    貝層観察館の横には実際の貝塚が地表でも見えるようになっています。 散策コースには貝塚がむき出しになっているところがたくさんあります。  貝塚散策コースにある展望台・・・ 小高い丘の上にあり、里浜全体や大高森がよく見えます。  宮戸島は松島湾最大の島で遠浅の入江が数多くあります。 沿岸は昔も今も貝類が豊富です。 宮戸の縄文人は食糧には困らなかったことでしょう。 縄文人の生活を想像しながら島内を散策するのも楽しいと思います。 ★奥松島縄文村歴史資料館 ホームページ★にほんブログ村 人気ランキング
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2009/04/06 23:30|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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今回の宿は奥松島(宮城県東松島市)宮戸島・里浜地区にある『民宿 桜荘』 です。 “漁師の宿” ということで、新鮮な海の幸が安価で堪能できると定評があります。 ネット上での評判も良いので、一度泊まってみたいと思っておりました。
宿までの道が狭いことも有名だそうですが、昨年「蛤浜」に行くときに通ったことがあるので、どんな状況かは知っていました。桜荘入口の道へ入るとさらに狭くなります。でもデトマソは小柄ですから余裕です。普通車サイズまでなら何とか入ります。ただ運転が慣れていない人は苦労するかもしれません。

桜荘2階の廊下から見える松島湾の風景・・・ この周辺は日本最大級の里浜貝塚があり、この浜も史跡公園として整備されています。
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部屋(2階)からの風景・・・ 残念ながら、部屋からは海は見えません。 見えるのは桜荘の庭(というか駐車場)です。かろうじて遠くに大高森が見えます。 1階の和室は海側に窓がありますが、少し木々に視界を遮られるようです。   2階-8畳和室・・・ ここに泊まりました。 廊下のドアを開けるとすぐに部屋です。 何も無いただの部屋という感じです。 壁には1畳分のスペースに押入れとクローゼットがあります。 狭く感じますが、民宿ですから、こういう造りは一般的だと思います。  里浜(史跡公園)から見た桜荘・・  史跡公園展望台から見た桜荘・・ この宿に来る人の殆どは食事が目当てだと思います。 三陸の海の幸が次々と出てきます。どのコースにしても1泊2食付で1万円でお釣りがきます。 今回は “あわび踊り焼き”コースで予約しました。あわびは時期はずれなので500円高になりますが、それでも9,200円でした。 毛がに、焼きエビ、ホタテの刺身、ホタテのチーズ焼き、カレイのフライ、焼き魚、刺身(ヒラメ、エンガワ、サヨリ)、なまこ、数の子のあえ物、寄せ鍋・・・魚好きには大満足の内容です。 この日は4組13人の宿泊で満室状態でした。外国人(欧米系)カップルもおりました。 立地的には分かりにくい場所だし、他の地区(大浜、月浜、室浜)に比べて眺望も劣るのに大人気なのはクチコミによるものだと思われます。特に食事は評判どおりで大満足でした。ご主人の快活な雰囲気も好感がもてました。 仙台からは1時間ほどで来れますし、松島の隣町ですから、宮城県に来た際にはぜひ訪れてみてください。松島もいいですけど、ちょっと足を伸ばして奥松島をのんびり散策するのもオススメです。バス便もありませんので、車が無い方は事前予約で最寄の仙石線・野蒜駅まで送迎してくれます。  人気の漁師の宿 『桜荘』・・・ 地元の幸が味わえる料理が自慢の民宿です。 ↑クリック・・・ネット予約(楽天トラベル)はこちらから★漁師の宿 【民宿桜荘】 ホームページ★にほんブログ村 人気ランキング
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2009/04/05 23:50|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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この宮戸島には桜井姓が非常に多いです。 桜荘に行く途中に『桜井酒店』とか『桜井電機商会』などがありました。 電機店は営業している雰囲気はありませんでしたけど・・・ 昨年宿泊した 『大高森観光ホテル』 も主人が桜井さんでしたし、 今回泊まる 『桜荘』 も主人が桜井さんです。

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2009/04/05 20:51|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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昨年に続き宮城県の東松島市へ先祖の墓参りに行きました。 本当はお彼岸の3月20日を予定してたんですけど、1週間後に高速道路の値下げが始まるということで半月ほど延期した次第です。 首都高速は土曜日は対象外なので、外環道の大泉ICまで環8でトコトコ走りました。 川口JCTから東北自動車道に入って間もなく、加須IC付近で起きた事故で大渋滞に巻き込まれました。 サンデードライバーが高速に殺到するので、懸念されていたとおりの事故です。
 追越車線での追突事故のようです。 しかし、事故現場を過ぎてもまだ渋滞は続くわけで・・・
▽続きを読む▽
1Kmくらい先で同じような玉突き事故をやってました。 どうやら、こちらが渋滞の原因になった事故のようで、先ほどの事故はこの事故渋滞に突っ込んだ二次災害のようです。   1時間遅れで佐野SAに到着・・・ 朝食に佐野ラーメンを食べて、 ウサギを見て出発・・・  東北道の【大和IC】に到着・・ 最寄の三陸自動車道が値下げの対象外なので、今回は三陸道は利用せず、大和ICから一般道で奥松島を目指しました。  道の駅【おおさと】 大和ICと松島を結ぶ道の中間地点にありました。 ここで少し遅い昼食  奥松島の宮戸島に到着・・・ 写真は室浜 墓参りをして、周囲の浜を見て、今夜の宿【民宿・桜荘】へ向かいました。 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2009/04/04 22:00|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島【野蒜海岸】 ●3月21日 13:30~
宮戸島を離れ横浜に帰るわけですが、最後にデトマソ君に野蒜海岸を見せてやろうと思い、嵯峨渓遊覧船乗り場の先までやってきました。 あれっ! 何か変!・・ この先は海じゃなかったっけ?
向こう側は宮戸島の二本松鼻というところなんだけど・・歩いて行くことができます。 野蒜海岸と繋がって完全に陸続きになってました。 (この南側には遊覧船や潜ヶ浦の漁船が出入りする水路はあるんだけど・・) 確かに前回来たときは海でした。 陸繫島ですから時が経てば砂州で繋がってしまうのが自然ですけどね。

▽続きを読む▽
「国土画像情報(カラー空中写真) 宮戸・二本松鼻付近(1975年) 国土交通省」  昭和50年の空中写真を見ると、 やはり海で100m以上隔たっています。 ■野蒜海岸 広い砂浜が石巻方面に延々と延びています。  ■嵯峨渓遊覧船乗り場と松ヶ島橋 宮戸島と本土を結ぶ唯一の橋です。 橋を渡ったところにある宿が嵯峨ビーチホテルです。 下は潜ヶ浦水道・・・ 松島湾と石巻湾を結ぶ重要な水路なのに出口が砂で埋まってます。  ここで宮戸島とお別れをし、横浜へ戻りました。  【嵯峨ビーチホテル】 野蒜海岸と嵯峨渓遊覧船乗り場の目の前にある格安の宿です。 嵯峨ビーチホテル↑クリック・・嵯峨ビーチホテルのネット予約はこちらから★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/27 03:39|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【大高森】 ●3月21日 11:00~
最後に大高森に登りました。 松島四大観の一つだそうですが、ここの眺望がナンバー1らしいです。100mちょっとの山で、頂上まで約15分です。大高森観光ホテルの前にある登り口から登りました。5台ほどの駐車場があります。もう一つ歴史資料館前の南側登り口には20台ほどの駐車場があります。
■松島湾(西側)の眺め・・・ 天気が薄曇だったのが残念でしたが、 昨日の予報では午前中雨だったのでラッキーでした。 360度の眺望はまさに壮観でした。 右下に宿泊した大高森観光ホテルも見えます。

■野蒜海岸(北側)の眺め・・・ 鳴瀬川から広がる野蒜海岸と奥松島パークラインがよく見えます。 宮戸島が本来は陸繫島であることがよくわかります。

▽続きを読む▽
  ■太平洋(南側)・・・ ちょっと逆光でよく写りませんでした  ■石巻湾(東側)・・・ 晴天だと牡鹿半島や石巻の街がよく見えるそうです。  ■大高森遊歩道・・ 最初はこんな感じの緩やかな道ですが、後半は傾斜がきつくなります。 高齢者は時間がかかると思います。  途中で嵯峨見台(室浜方面)へ下る道もありました。 ここから嵯峨見台まではちょっと距離があります。 最後の急な階段を上がると頂上の展望台が見えてきます。 なぜか雷神様が祀ってあります。  ・・・ということで、 今回の観光のメイン(メインは墓参ですが)である大高森に無事に登ることができました。 平日なのに観光客が次々と登っていました。 松島に比べて知名度は低いのですが、巷では有名な展望スポットのようです。 計画では前日の夕方に夕日も見るつもりでした。 そのために目の前の大高森ホテルに宿泊したのですが・・雨天で断念。 天候だけはどうにもなりませんからね。 夕日はまたの機会ということにしましょう。 ↑クリック・・・大高森観光ホテルのネット予約はこちらから★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/26 01:00|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【蛤浜】 ●3月21日 10:30~ 里浜地区の近くにある蛤浜(はまぐりはま)に行ってみました。 ここは宮戸島に4つ指定されている海水浴場の一つです。 他の3つ(室浜・大浜・月浜)と違うところは、周囲に民家が一軒も無いことです。 山を越えた奥地にひっそりとあります。

 向いは寒風沢島です。 4つの海水浴場のなかでは一番波が穏やか・・・というか波が全然ありません。 広い砂地にある水溜りみたいな感じです。 かなり浅そうなので、幼児の水遊びには最適だと思います。 蛤浜という名のとおり、砂目の遠浅でいかにも蛤が居そうです。 漁業として獲るほどでは無いらしいが、現在も生息しているそうです。
▽続きを読む▽
蛤浜の場所が全然分からず、通りすがりの人々に尋ねながらやってきました。 まずは民宿の『 桜荘』を目指して、そのあたりで人に聞けば何とかなります。  歴史資料館の所を入って、突き当たりを鋭角ぎみに左折し、里の集落の狭い路地を進み、集落を出たあたりで右折して乗用車が一台通るのがやっとぐらいの細い山道を上がって行きます。あとはT字路や分かれ道の小さな案内板に従って進めばたどりつきます。 反対方面の『メカル崎』・・というのが妙に気になったのだが、遭難しそうなぐらいの山道だったので今回は止めときました。 小柄なデトマソ君でさえ崖から転落しそうなくらい細い山道を進んで行くと、 そこそこ広い蛤浜の駐車場がありました。 海水浴シーズンで、道の途中で車同士がハチ合せになったらどうするのでしょうかね? 途中に退避場は一箇所しかありませんでしたし・・。 こんなとこバックしてたら本当に転落しちゃいそうですけど・・。  蛤浜も素晴らしい風景でした。  蛤浜にいちばん近い里浜地区にある 人気の漁師の宿 『桜荘』・・・ 地元の幸が味わえる料理が自慢の民宿です。 ↑クリック・・・ネット予約はこちらから★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/25 01:45|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【里浜】 ●3月21日 10:15~
野蒜から宮戸島に入って最初の集落です。 里浜という浜があるのか・・? 昔はあったのか・・? 或いはこの地区の通称名なのかよく分かりません。集落の中心地が『里』という地名にはなってますが・・。
縄文村歴史資料館・・ 里浜地区には全国でも最大規模の貝塚があります。地形的に見ても小規模な干潟や遠浅の砂地が点在しており、いかにも貝類が生息していそうです。 縄文時代前期から弥生時代初めまでの約4千年間の遺跡も点在しています。 ☆奥松島縄文村歴史資料館HP
里浦・・ 縄文村資料館の所を入って突き当たりを右に入ったところです。 里浦という入江で、天然の漁港になってます。 宿泊した大高森ホテルの対岸になるとことです。
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 あちこちにホタテの貝殻が山積みにされていました。 多分これを牡蠣の養殖に使うのでしょう。 里浦から50mほど南側に入ると、また別の小さな浜がありました。 全体が養殖場みたいになってますし、浜は小石や貝殻が堆積して海水浴は無理かな。 何という浜なのか知りませんが、レトロな雰囲気がなかなかイイです。   【旅館 薬師堂】 この浜の目の前にある旅館です。 奥松島 旅館 薬師堂↑クリック・・・宿泊のネット予約はこちらから★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/25 01:30|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【月浜】 ●3月21日 9:50~
次は大浜の隣にある月浜に行ってみました。 ここもなかなかの景色です。 小じんまりとした浜ですが、 宮戸島のなかでは民宿の数が最も多い集落です。
海岸線の長さは短いですが、砂浜の奥行きはそこそこあります。 波も穏やかで、小さい子供がいる家族連れに最適の海水浴場です。 漁港と砂浜が一体になっている感じです。


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月浜の入口付近にそこそこの広さの駐車場があります。 有料と書いてありますので、海水浴シーズンには係員がいて料金を支払うのだと思います。 民宿に宿泊すれば大概は無料駐車場を備えているはずです。  月浜の宿・・・ 奥松島 民宿 かみの家↑クリック・・・宿泊のネット予約はこちらから★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/24 01:00|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【大浜】 ●3月21日 9:15~
21日 朝9時 宿をチェックアウトし、大浜へ行ってみました。 景色の美しい海水浴場です。 室浜に比べて海岸線の長さは短いですが、 砂浜の奥行きが広いです。 家族連れでの海水浴や浜辺のレジャーに最適です。



■大浜の宿・・・ネットで宿泊予約ができます。
 奥松島和風旅館 あけみ荘
 海辺のペンション わんすてっぷ
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 砂浜の岩場がなかなかイイ風景なのですが、 落石の危険があり、 近づかないほうがよいらしい。 ●大浜の猫・・・ 大浜に車を止めると、すぐに一匹の猫が鳴きながら近づいてきました。 これほどなつっこい猫と出合ったのは初めてです。 しばし 猫と戯れて 隣の月浜に向かいました。  ★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/23 01:00|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【小室】 ●3月20日 15:30~ 室浜から小さい山を越えると小室浜というのがありました(過去形) 今は埋め立てられて室浜漁港の一部になっていました。 下の写真のデトマソ君が停まっているところは以前は海の中でした。

自分はこの小室浜が大好きでした。 室浜は波が高くて幼児には危険だから、おばあちゃんによく小室浜に連れてきてもらいました。 ここへ行くには“けもの道”みたいな道しかありませんでした。 地元の人しか知らないプライベートビーチみたいでした。 穏やかな入江で景色も素晴らしかった記憶があります。
小室の沖には小室崎という小さな岬があります。 20年ほど前、親族から送ってもらった小室崎の絵葉書をQSLカードにしています。
現在の小室崎・・・ 上のQSLカードとは反対側からの撮影です。 付け根に防波堤が建設され、美しかった景色は台無しです。 まあ地元の人々にとっては見慣れた景色よりも近くに漁港ができたほうが良いのかもしれませんけど・・・。
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昔と今の空中写真を比べてみると違いがよく分かります。 時代の流れだから仕方ないのでしょうけど・・・。 「国土画像情報(カラー空中写真)宮戸小室付近(1975年) 国土交通省」  ↓現在の小室 大きな地図で見る★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/22 00:45|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【潜ヶ浦】 ●3月20日 15:20~
室浜から山を越えたところにある潜ヶ浦(かつぎがうら)に行ってみました。 宮戸島の入口から続いている奥行きの長い入江で、天然の漁港になっています。明治政府が進めた野蒜築港(途中で頓挫)では大型船が入る外港になる予定でした。
ここに親父の船二隻置いているんだけど、船の数が多くて分からなかった。 この近くに嵯峨見台という展望スポットがあります。 今回は時間がなくて・・・そこもまたの機会に!

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2008/03/22 00:30|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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奥松島・宮戸島 【室浜】 ●3月20日 15:00~ 宮戸島には手前(野蒜駅方面)から 【里浜】 【月浜】 【大浜】 【室浜】という4つの集落があります。 今回はちょっとだけ見物してきました。
墓参りを終え 先ずは本家があり、 私の氏のルーツでもある室浜を訪問してみました。 本家は既に引っ越して誰も住んでいません。
以前は舗装されていないデコボコ道しかありませんでしたが、今は『奥松島パークライン』という観光用の道路が整備され、その終着地点が室浜です。
■室浜 33年ぶりに観る風景にちょっと感動! 記憶のままほとんど変わっていません。 いかにも漁師の村といった雰囲気です。 宮戸島に4つある海水浴場の中では最も大きい浜で約500mくらいあります。 他の海水浴場に比べて波が荒いので幼児には不向きかな? 室浜の先には日本三大渓の『嵯峨渓』があります。
 ここも桜井姓が非常に多く、集落全体が親族といった雰囲気です。 実際にどこまでが私の親戚なのかよく分かりません。 子供の頃、親父に連れられて20軒ほど挨拶回りに行きました。 その先々で千円ずつおこづかいを貰って、 あっという間に2万円超になった想い出があります。
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 浜の端に小さなトンネルがあり、そこを抜けると室浜漁港があります。 昔は堤防の際まで海が迫っており、大波が通路にザバザバかかって怖かった印象がありましたが・・・ 今は砂浜が広がってます。 多分、沖に設置されたテトラポットの影響で砂が堆積したのでしょう。 ■室浜漁港 ここも以前は防波堤1本のみで、周囲は断崖絶壁でした。 今は周囲は埋め立てられ、入江全体が漁港に整備されていました。   ★奥松島・嵯峨渓島巡りの船長の宿!【室浜・民宿 嵯峨】 ★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/22 00:15|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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東松島市の宮戸島には民宿が百件近くあります。 ホテルという名が付いている宿は3件のみです。 夏の海水浴シーズンになると浜辺の民宿は賑わうそうです。 今はオフシーズンですから、どこもひっそりしています。 室浜には親族が経営している民宿もありますが、 今回は父不在のお忍び旅みたいなものだから、 室浜以外の宿をネットで色々探しました。
今回の宿は里浜地区にある『大高森観光ホテル』にしました。 建物は昭和39年の創業当時のままで、見た目にもかなり古いです。 三陸の海の幸が味わえる食事が自慢の宿ということです。 なにより大高森登山口の目の前にあることが今回の決め手になりました。 今回は大高森コース(一泊2食付で税込10,500円)で予約しました。
歩くと床がギコギコ鳴るほど古いですが、景色はなかなかです。 展望風呂も海が見えて気に入りました。(女風呂のほうがさらに視界が良いようです) 大広間での夕食は好物の海の幸ばかりで大満足でした。

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 部屋からは大高森が目の前に見えます。 当初の予定では16時にチェックインして、大高森に登って松島湾の夕日を見るつもりでしたが・・・あいにくの雨で断念。 でも翌日は雨が上がったので大高森に登ることができました。 夕日は またの機会に!  大高森展望台から見たホテル  向こう岸の里浜漁港から見た大高森ホテル 大広間と展望風呂がこちらを向いています。 確かに設備は古いですが、昭和40年代の雰囲気があり懐かしく想いました。 ただ、上の写真でも分かるように、日さしの波板が朽ちてバリバリに破れていたり、窓が外れそうなくらいガタガタだったりと・・・日曜大工程度で直せる部分は補修すべきだと思う。シーズンオフは忙しくないわけですから。 髪の毛一本落ちていてもクレームを付けたがるような完璧主義者には不向きな宿だと思います。そういう人は高級ホテルに泊まってください。寝泊りできればイイと割り切れば、ご馳走付きでこの価格なら納得でしょう。 ホテルという名前が付いてますが、実際は民宿風の旅館です。 この宿は家族で経営しているようで、ここの主人も桜井さんでした。 本当にこの地域は桜井姓が多いです。 時期外れなので客は自分達だけかと思ってましたが、他に二組の宿泊客がおりました。 一組は家族連れ、あとは中年女性の一人旅のようでした。 年中賑わう松島もいいですが、奥松島(宮戸島)でのんびり過ごすのもいいものです。 ↑クリック・・・大高森観光ホテルのネット予約はこちらから☆大高森観光ホテルHP★にほんブログ村 人気ランキング
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2008/03/21 22:00|奥松島|TB:0|CM:0|▲
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